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柊 萬控へ<ひいらぎ よろずひかえ>

料理、時計、怪獣、家庭菜園など趣味のあれこれを書き控えてまいります。

時計道楽 166

セイコー シルバーウエーブ・デジタル 2

 古い初期型のデジタル時計の中身を取り出したところです。

5-中身を出しました

 問題はケースのほう、引っ込みっぱなしのボタンがありますので、この際全部掃除をしましょう。

 内側のストッパーを外してボタンを取り出す。

7-不調ボタンをはずす

 戻しばねによって外に飛び出そうとするボタンの芯を、ケース内側からC字型の薄いリングをはめてストッパーにしている構造なので、C型リングを解除しますと、このとおり。

8-外したボタン
 
 ポロリと飛び出す。
 引っ込みっぱなしだったボタンは、バネさえも利かなくなるほどの汚れで固まっていました。
 そんな汚れたボタンも、洗浄してスッキリさせて正しく組めば、元の状態に戻ると思います。

 バンドも歯数の細かいアジロ〈網代〉形式なので、見えない汚れが埋まっているはず。洗浄液に浸けて超音波をかけてみると、出るわ出るわ、煙のように沸き立つ汚れ。

9-バンドのよごれ

 溶液がたちまち黒くなる。
 その分バンドはスッキリ。

10-綺麗になったバンド

 そのほかの外装部品も掃除して待機。

11-クリーニングした外装部品

 ケースには見切り板が嵌まっているので、洗浄液に浸けることをせず、必要部分をブラシなどで掃除しました。

 ボタンを嵌める穴にシリコンを塗って、バネを通して組み立てました。

12-ボタン位置に注意

 10時位置だけは、時刻合わせ用のカクシボタンがあるので、位置を間違えないように注意。

 ムーブメントの方に電池を入れたら、液晶点灯。シルバーウエーブ復活です。

13-シルバーウエーブ完成

 時分秒、カレンダーに1/100ストップウオッチは作動しますが、照明機能は壊れていて点灯しません。
 1970年代らしい角ばったスタイリング。モノトーンに差し込まれたイエローグレーが、液晶画面の色と馴染み、落ち着いた雰囲気を醸しています。
 バンドは交換品とお見受けしましたが、なかなか大人っぽい良い見立てに思います。正規品は少しゴツめのデザインなので、全体的にパワフルな印象を発してますが、このように木目の細かい薄での仕立てになりますと、繊細で知的な印象に変わります。

14-70年代の味

 本日の控え セイコー デジタルシルバーウェーブ cal.A229A 1979年 でした。

 当時価格26,000円ですから、デジタルとしてはなかなか高いお値段です。
 ところが、針も要らず、組み立ても簡単で壊れにくいデジタル時計は、このあと急速に低価格化してゆきます。今では安物の使い捨て時計みたいに思われるデジタルクオーツも、初期のモデルとなれば、時代の味があって鑑賞対象になります。













 






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テーマ:趣味と日記 - ジャンル:趣味・実用

  1. 2018/05/11(金) 11:39:52|
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