銀河をながめて 今日<7月28日>から一週間、休みをいただきました。
朝一番、冷蔵庫をのぞけば、女房が粉をつけて焼いたらしい鱈の切り身がひとつ。焼きなおす?いえ、せっかく冷たく締まっているから、そのまま薄切りにして、胡瓜と合え、生姜酢をかけました。

朝からこんなもんこしらえて、どうするの?
そりゃあんた、いっべえやるのよ。畑に行こうにも、外は雨。
こうなったら、これしかないでしょうに。

朝酒はがぶがぶ飲まないの、チロりと舐める程度にね。
酒器がいいでしょう?さる恩人からの戴きものです。

本錫の挽きものに漆仕上げ。
生地なのか、塗りなのかわからないけど、ごつごつした質感が指を添えたときに温もりを感じます。
加飾に目を近づけると…

深い青色に金粉、螺鈿がキラキラ輝くまるで銀河。そして、ごつごつした塗りのもう一つの意味、それは漆そのものが反射する微細な光の粒と粒。表面をツルツルに磨いてしまっては、反射光が平面的になるけれど、微細な凹凸を活かせば、光は粒となって散り散りになります。手触りのみならず、光の効果も考えられた塗り方だったのです。
宇宙に想いを馳せながら、お酒をなめる雨の朝。
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テーマ:♪♪生活を楽しむ♪♪ - ジャンル:趣味・実用
- 2018/07/28(土) 11:53:27|
- 料理・食
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