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柊 萬控へ<ひいらぎ よろずひかえ>

料理、時計、怪獣、家庭菜園など趣味のあれこれを書き控えてまいります。

時計道楽 174

GRUEN VERI‐THIN 2

 GRUEN〈グリュエン〉のキャリバー430です。

9-ムーブ刻印

 まずはセオリーどおりにテンプを外しました。

10-テンプを外しました

 つづいてアンクル。

11-アンクルを外しました

 ガンギ受けは一見分かれていますが、溝が引いてあるだけで、中受けと一体型です。

 開けましょう。

12-受け板を開けました

 つづいて巻き上げのポイント、角穴車を外します。

13-角孔車を外しました

 そして香箱受けを開けます。

14-香箱受けを開けました

 露わになる輪列は、極めてシンプル。香箱脇に機種番号“430”の刻印があります。

 部品を洗って組み立てました。

16-組み立てました

 文字板はキズだらけです。

17-文字板のキズ

 決して触らないのが鉄則ですが、ここまで汚れていると逆に安心、時字上面を赤粉で軽く拭きました。

 針も同じく赤粉の鹿皮で拭きますと…

18-針の掃除

 少しはきれいになります。上の写真、左の時針は拭きあげ後、分針は拭く前です。

 針をつけて側付けです。

19-針をつけました

 秒針に切られた痕を見つけました。本当はもっと長かったと推測されますが、カーブ文字板に苦戦した前の時計屋さんが短くしちゃったようですね。こういう発見も考古学とまではいかないけれど、時計の過去を知る面白いところです。

 ケースに収納して完成。

 それにしてもバンドの穴が、ずいぶんと奥付けです。

20-深い穴位置

 穴位置が深いです。深いということは、バンドを折りたたむと、ツノが出て危ないのですが…

21-ベルトをつけるとツノがでる

 この時計はタテの小ぶりなデザインなので、そこは問題なし。私のような細い手首に巻いてみても…

22-ぴったりフィット

 絶妙なフィット感で、外観的にも完璧な流れです。

 非常によい着け心地で、お気に入りの一本になりました。

23-GRUEN430できあがり

 さすが宝石商とうならされる独創的なデザイン。
 時計を“腕に巻くもの”という視点で考えれば、このような帯状、つまり角型ケースが理に適っているといえましょう。その中で演じる装飾性は、嫌味なく、そして時代を感じさせる味があります。

24-アメリカのオールドスタイル

 角型カーブケースが、1940年代のアメリカを代表するスタイルだとすると、その開祖といわれるGRUENの功績は偉大であるといえましょう。

 本日の控え GRUEN VERI-THIN cal.430 1948年 でした。

 70年経った今でも現役。当時の設計者もここまで想像していただろうか?


















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  1. 2018/08/15(水) 11:03:28|
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