カキ揚げ蕎麦 駅の立ち食いそばは、昔ながらのやり方がいいね。
茹で麺をさっと湯通しして、作り置きの冷めた天ぷらをのせ、間髪入れずつゆをかけたら葱を落として、スっとこちらに差し出す。その流れるような所作は、空腹で待つ身にとても美しい。
定番のかき揚げは、玉葱がメインの天ぷらだけど、今回は牡蠣〈カキ〉を揚げたカキフライ。と言ったって自家製揚げたてジューシーなやつではなくて、スーパーで買った冷めたやつ。

あえて気取らず、立ち食いそばよろしく袋の茹で麺を用い、冷めたカキフライを並べて醤油の勝ったつゆをかける。
醤油味を吸うフライ衣が意外に美味しくて、ソースとはまた違う趣。ことにスーパーのカキフライは中身がショボくて衣が厚いときたもんだ。

なので、こういう食べ方には、かえって好都合、つゆでふやけた衣がやけに美味いの。そういえば昔、小田急線のどこかの駅でコロッケそばを頼んだら、コロッケが二つ乗っていて嬉しかったなぁ。
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テーマ:料理 - ジャンル:趣味・実用
- 2018/12/20(木) 10:53:04|
- 料理・食
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