FC2ブログ

柊 萬控へ<ひいらぎ よろずひかえ>

料理、時計、怪獣、家庭菜園など趣味のあれこれを書き控えてまいります。

食味雑記 1702

お婆さんを食べてみた

 その牛は、もうお乳も出ないお婆さんでした。当然子どもも産めないわけで、人間たちは経産牛〈けいさんぎゅう〉廃用牛というレッテルを貼り、食用肉として低い評価をされ、挽き肉として頒布されました。

 その命、いただきやしょう。
 
 お婆さんに、お孫さんを合わせてやろうさ。

 赤身の多い挽き肉にパン粉を足し、塩と水を加えながら練る。

牛の赤身を練りました

 ババアさすがに脂がのってないねえ。おしろい代わりにナツメグの粉を混ぜよう。

 一つかみを団子にして、油で焼きますよ。

両面焼いている

 このまま食べたらミニミニハンバーグじゃ。

 ここで香りづけ、みじんのセロリとタマネギを加えよう。

セロリとタマネギを炒める

 さらに炒めて、粉を振り入れる。

粉を振り入れさらに炒める

 粉が油を吸ってポテポテしてきたら、牛乳を加えて煮溶かす。

牛乳を注いで煮溶かす

 婆さんや、ほぅら、お孫さんだよ。牛乳のことね、血縁関係はありませんが。

 ここで、別の鍋で作ってあった、キャベツのバター蒸しをドサっと加えます。

バターで蒸したキャベツを投入

 畑で育てた冬のキャベツを薄塩とバターで蒸し煮にしたものです。

 コンソメの粉で味付けをして、トロリと煮れば、間もなく出来上がりです。

コンソメの粉で味付け

 牛肉団子とキャベツのミルク煮 でございます。

牛肉団子とキャベツのシチュー

 ターメリックライスを主食にしました。

 初めて口にする廃用牛なるお肉、はたしてその味は?

肉の旨みと弾力

 弾力と旨み、共に申し分ありません。しっかりした赤身で、とても美味しくできました。ただしかし、脂分をお求めになる向きには、少々物足りないことでしょう。ほぼ赤身であるこのお肉、脂が多いのを上等とするならば、たしかにこれは低評価といわれてもうなずけます。
 われら雑食性哺乳類は、植物を含め菌類もそう、他の生き物を体内に取り入れなければ生きてゆけない。市場という経済構造によって価値の上げ下げが行われるのは仕方ないとは思うけど、なんだかやっぱり、私は低いものの味方でありたいね。

 

 


 








 




 
スポンサーサイト



テーマ:料理 - ジャンル:趣味・実用

  1. 2018/12/25(火) 10:41:40|
  2. 料理・食
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<食味雑記 1703 | ホーム | 食味雑記 1701>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://hiiragi15.blog.fc2.com/tb.php/3019-f077448e
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

柊horii

Author:柊horii
怪獣、時計に小料理飲酒、好きなことを好きなだけ、やりたい放題の道楽おやじ。

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

未分類 (37)
料理・食 (1699)
時計 (246)
家庭菜園 (314)
玩具・遊び (586)
暮らし・修理 (53)
金魚・生き物 (130)
雑貨・珍品 (20)
健康 (79)
見聞・出歩き (51)
視聴鑑賞 (30)
花・園芸 (67)
劇場シリーズ (23)
プロレス (39)

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR