漬物アラカルト 朝起きてテレビをつけると、先ごろ亡くなられた市原悦子さんを偲ぶ番組がかかっていました。市原さんといえば僕ら世代には、あの優しい味のある語り口で聞かせてくれた『まんが日本昔ばなし』ね。そして昔ばなしといえば、バレーボールぐらいあろうかという大盛りのご飯ね。
そうだ、大盛りのご飯を食べよう。
ということで、おかずも大盛りだよ。思えばいろんな漬物を作ってきたっけな。ラッキョウは9月に植えつけて、翌年の6月に掘りあげて漬けたやつ、さらに年が明けて今が1月だから1年3か月かかってます。

梅干もうまくできました。これも去年の6月に漬けたもの。
そして冬野菜の塩漬けは、古漬け、浅漬けのミックスです。

手前の方は赤水菜の浅漬け、ピリっと辛みがあってシャキシャキとまだ若い。蕪の古漬けは酸っぱく熟して、奥はたくあんね。
古漬けになった大根の葉っぱは、塩抜きをして胡麻油と醤油、唐辛子で辛煮にしました。

これは常備菜としても重宝なうえ、チャーハンや炒め物のコク出しにも使えます。
今日はちょっと品数の多い朝ごはんです。

野菜のゴロゴロした味噌汁は、女房の作ったポトフから中身を拝借、味噌は自家製二年もの。
さあ、日本昔ばなしに出てくるような山盛りのご飯をほおばろうではないか。といったって、歳も歳だから軽めにね。

植物性100%、手作りの朝ごはんです。おかずはほぼ保存食。漬物ばかりですが、味はいろいろです。しょっぱい、酸っぱい、甘い辛い、どれもご飯に合いますね。我ら日本人における保存食は、主食たるお米に合うように作られてきたのでしょうな…なんて思っていたら、待てよ?裏を返せば何と合わせても美味しくなるご飯、つまり米のほうが偉くって、主食の座を獲得したのかも知れませんね。
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テーマ:料理 - ジャンル:趣味・実用
- 2019/01/19(土) 13:28:42|
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