残り物で即席ソース 寒い季節でございます。大根、キャベツ、ハクサイといった冬野菜のスープ煮込みは、手間いらずでおいしく、体も温まる、この季節にぴったりなお料理でございますね。
それでも二日食べれば飽きます。こちらはお鍋に残ったあわれな残骸。

これらをすべて、ダシに使ったセロリの葉っぱもろともミキサーにかけましたら、お鍋に戻し、ブラウンシチュー用の固形ルー一かけらと赤ワインを加えて火にかけます。

よく練りながら中火で煮詰めますと、とろりとした塩梅の良い野菜ソースになります。

残り物で即席ソースができました。ハンバーグやカツレツといった洋風肉料理のおソースとしてはもちろんのこと、牛乳を足してポタージュ風に仕立て、野菜嫌いなお子さんを騙したり、咀嚼の辛くなったお年寄りの栄養補給にもお薦めでございます。
今回は、自宅の材料在庫を見渡しまして、鶏の練り物に添えようかと思います。
たくさんのパン粉に粉チーズと牛乳を加えて粘土みたいな状態にしまして、鶏の挽き肉と良く練り合わせた種をこしらえます。

葉っぱ型に成型しまして、油で焼きます。

付け合わせの蕪も一緒に丸焼きです。
お皿に装いまして、ちょっと洋食屋さん気分で。

このお料理は、NHK『きょうの料理』で昔紹介された、チキンポジャルスキーを参考に作りました。本物には、練り生地にバターがたっぷり入りますが、私のはバター抜きのさっぱり系です。そして野菜の即席ソースはオリジナル。仕上がりは鶏のハンバーグと申しますか、洋風つくねといった感じです。食べてみたら、パン粉で増量したにも拘わらず思った以上に弾力があって歯ごたえ十分、想像以上に美味しくてびっくりしました。経済的でお財布にやさしい、ご飯のおかずとしてお勧めです。きっとお子さんも喜ぶことと思います。
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テーマ:料理 - ジャンル:趣味・実用
- 2019/01/20(日) 11:24:03|
- 料理・食
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