CITIZEN
DATESTAR CUSTOM 2
1970年代と思しき、シチズンの女持ちです。

15×18mm程度の樽型ムーブ、カレンダー付です。カレンダーは巻真を引くごとに一日ずつ早送りができます。
裏返して時計側です。

25石の手巻きタイプ。天輪と角孔車がシンメトリーになっていて可愛い顔立ちです。ちょっとE.T.に似てますね。
テンプを外してみたら、下に刻印があります。

“5310”ですと、これは機種番と推定して検索してみたら、やはりありました。
http://www.ranfft.de/cgi-bin/bidfun-db.cgi?10&ranfft&&2uswk&Citizen_5310 18000振動/時、パワーリザーブ39時間。
基本に従い、ゼンマイをほどき、脱進機を外してみよう。

三番上が二階建てになっていて、関節車が秒カナを回す間接中三針式です。
受けをあけたらこうなっています。

糸巻状の三番車。

ガンギで制御された秒速が、三番上段車に伝わって秒針を回す仕組みです。
時計輪列を外しますと、巻き上げ構造がわかります。

このあと、部品を洗って組み立てました。

ただ、外周二巻きがくっ付いてしまっているヒゲゼンマイを元の形の戻すのに難儀しました。
次回は外装の掃除からの側付け、そして鑑賞となります。
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テーマ:趣味と日記 - ジャンル:趣味・実用
- 2019/02/06(水) 11:19:12|
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