朝ごはんは火を熾して 強烈寒波の襲来とかで、今日は寒い寒い。
でも、北国の人に比べればチョロいもんで、まだ外に出られる程度です。
出しっぱなしの七厘に火を熾しまして、めざしを焼きました。

今日は贅沢な朝ごはんですよ。炭火で焼いためざしですからね。

具だくさんの赤だしをつけて、白いご飯が食べられる幸せ。

正座をし、背筋を伸ばして手を合わせ、いただきますと唱えたら、フッと、ある場面を思い出しました。
七十歳に届くかどうかのお婆さんホームレスが、仲の良いお爺さんと同居を始める。真面目にこつこつ、少しずつお金をためて生活が改善してゆく様子を追ったドキュメントでしたが、ある日、小さなテレビが来る。風が吹いたら飛ばされそうな小屋で二人、テレビを見ながら質素な食事をしているんだが、そのピンと伸びた背筋が美しい。貧しくとも、きちんと躾けられた者の誇りが、そんな姿勢に表れるんだなあと、しみじみ感じたものです。
それでまた、観ていたのがグルメ番組だったろうか?対比が強烈でしたね、でも、その人たちの前で、高級料理にキャーキャー騒ぐテレビのほうが、私には薄っぺらでバカ臭く見えたなあ。
それを思い出したら、今日の朝ごはんは、ことさら美味い。
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テーマ:料理 - ジャンル:趣味・実用
- 2019/02/11(月) 13:31:31|
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