鉄砲汁と筍ご飯 冷凍の切り蟹があるので、鉄砲汁をこさえましょう。
鉄砲汁、蟹の身を箸で突き出す仕草が、火薬の射込みに似ているところから、その名がついたようです。
鍋に昆布と根菜。

沸かしている間に、筍ご飯の支度。
研いだお米に茹でタケノコ、水に出汁醤油を軽くまぜるだけ。

点火をしたら強火で。
おつゆが沸いた?ではでは冷凍の花咲ガニを投入。

面白いです。どす黒い蟹がみるみる赤くなる。
ご飯の方は、ぼこぼこと泡立っていますが、蓋は開けない。

ここから中火に落としまして、米をじんわり膨らませ、泡が沈静化するのを待ちます。
おつゆの方は、カニが煮えたら味がガラっと変わって、カニダシ全開。

赤味噌を溶いて、太ネギのブツ切りを投下。

これがしんなり煮えたら出来上がり。
ご飯も炊けました。

ちょっと水が多かったかな。弱火にかけながら、おしゃもじで切っては返し、水分を飛ばします。
出来上がりました。山のごはんに海の汁。

春の訪れを感じさせる筍ご飯に、これぞ北国の冬といった鉄砲汁を組み合わせるなんて、季節感が悪すぎると、お叱りを受けそうですが、実際のところ、春が来たか?と思ったら寒波が来るし、ここ数年、暑い寒いが入り混じったイヤな陽気ですよ。こういう組み合わせも自然に受け入れられるというものです。春と冬、一緒にいただこうじゃありませんか。
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テーマ:料理 - ジャンル:趣味・実用
- 2019/02/25(月) 10:48:21|
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