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柊 萬控へ<ひいらぎ よろずひかえ>

料理、時計、怪獣、家庭菜園など趣味のあれこれを書き控えてまいります。

時計道楽 203

シチズン カレンダー 2

 シチズンカレンダーの時計側を見ましょう。

15-時計の機械

 時計部分は既製品。トンボの本(『国産腕時計⑫戦前・戦後編』)によりますと、シチズンカレンダーはF-2型にカレンダーブロックを追加したものです、とありますが、これはどうもF-1型です。どこかで入れ替えられたものなのか?F-1型とF-2型の,地板(時計を組み込む土台)が共通であれば互換可能なので、あり得る話です。つまりは動けばいい。

 しかし、テンプ(金色の輪っか)がガクガクしています。

16-天真折れてます

 天真(中心の軸)が折れてます。これでは動きませんね。

 先を続けましょう。

 テンプを外しました。

17-テンプを外しました

 脱進機と受け板を外しました。

18-アンクル中受けを外しました

 時計輪列をバラしました。

19-輪列をバラしました

 香箱受けも開けましょう。

20-香箱受けを開けました

 この後、部品の洗浄。

22-古い垢を落とします

 順番が入れ替わってしまいましたが、次にカレンダーブロックを地板からはがしました。

23-カレンダー部を時計から外す

 地板と文字板の間に、このような機構部品を挟みまして、筒車(時針がつく真ん中の歯車)から動きをもらって、カレンダーを機能させる仕組みです。

 カレンダーブロックを取り除くと、下はこうなっています。

24-小秒針の機械です

 筒車が二段になっていて、上の段が日廻し車と連結します。それ以外は普通の小秒針式機械となります。

 ここで場面を変えまして、外装の手入れです。

 銀器を手入れするクロスでベゼルを拭き上げますと、いくらか輝きを取り戻す。

25-ベゼルを拭いている
 
 そして側本体、ケースと呼ぶ部分ですが、アシの付け根が黒ずんでいます。

26-付け根の黒ずみ

 これで、アシが別体のロー付けだという事がわかります。真鍮の一体ものでしたら黒ずみませんが、黒ずむということは銀を含んでいるという事で、その場所がアシの付け根だけということは、銀ろうでアシを付けていると察することができます。銀は金との親和性が良く、金メッキに滲むことがあるそうです。

 そういう時は、ベゼル拭きにも使った銀器クロスで拭き取れば、大体とれます。

27-銀器クロスで拭きます

 このあと洗浄しまして、再度拭きあげ、側手入れを終わります。

 そこでこれ。

28-同時代のシチズン

 同時代のシチズンですが…

 これが変な時計なのです。次回開けてみます。

















 

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テーマ:趣味と日記 - ジャンル:趣味・実用

  1. 2019/03/14(木) 11:08:08|
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