2019 舎人公園千本桜まつり 4月7日(日曜日)、東京足立区にあります舎人〈とねり〉公園千本桜祭りに行ってきました。

とはいってもビール片手のお花見ではなく、足立区NPO支援センターの手伝い応援です。
満開の桜と家族連れ、聞けば20万人が集まるイベントだとか。

たくさんの出店、地元農産物即売やら環境関連団体、保健、大道芸、その他諸々たいそうな賑わいです。

満開の桜と家族連れ、20度を超える汗ばむ陽気の中、ビール売りの誘惑に苦しみながらのイベント応援。出店側の立場からビールが飲めない拷問花見となりました。
さて、われらのブースです。

物書きで造形家でもある多賀もちゆき氏が興している『大衆芸術開拓組合』、内容的には
過去ログで控えたものと同じなので、ご覧になられた方には重複する場面がございますが、今回は一段とパワーアップ、この場を借りてご紹介いたします。
まずは過去を語る展示物です。昭和40年代の少年たちが夢中になった怪獣の人形がズラリ。

それから怪獣関連の発行物を、表紙のコピーでご紹介。

少年まんが雑誌の表紙。

これらの表紙に胸を躍らせ、イマジネーションを膨らませたものです。
怪獣図鑑の類は宝物でプレゼントの定番、だれも一冊は手にしたことでしょう。

ボロボロになるまで読み返してましたっけ。
時には雑誌の付録に別冊としてついていた小冊子もありました。

今では希少なお宝です。
貸し本市場のまんがをご存知でしょうか。今でいうレンタルビデオ専用ソフトみたいな漫画作品です。

僕は利用してませんでしたが、お小遣いで読む漫画はさぞかし有難かったに違いありません。
そんな環境で絵画や造形に親しんだ僕たちは、やがて大人になり、こういう出版物を作ることになります。

子供のころから培った感性を生かし、子どもたちに伝える側に回ったのです。

上の恐竜本は、多賀もちゆき氏の執筆、表紙の恐竜模型は僕が、そして中のイラストや図は仲間での共作です。だいぶ昔の発行ですが、当時は若くて夜更かしも楽しかったものです。
そして現在の活動です。

これらは多賀もちゆき氏がほぼ一人でやっております。子供やお年寄りに工作や絵画、文章の書き方、その他いろいろ指導しています。詳しくはホームページ
『大衆芸術開拓組合』をご覧いただきましょう。
そんな時!怪獣出現に逃げ惑う人々。

なんて、ふざけましたが、これは今回僕が演じたアメリカゴジラのギニョール。
こいつを手に持って客寄せ、子どもたちを呼び込んで、ジオラマと怪獣とで記念撮影を楽しんでもらう役目です。
でも心の中はこう…

「いい陽気だなぁ、桜も満開、幸せそうな景色だぜ」
「それだけに…」

「ビールのませろー!」
といった心境でした。
夕方の4時をもってイベントは終了。片付けの際、展示してあったモデルの中の三体を勝手に撮影。
多賀もちゆき作、Polar Lights社製『RODAN』

メタリックブルーの彩色が新鮮です。アメリカ生まれだから目が青い?
同じくMONOGRAM社製『GODZILLA』

頭と四肢に夜光パーツを用いながら不気味な雰囲気にまとめられています。
そして『努ブログ』主催の通名努さん作Polar Lights『GHIDORAH』

丁寧に作りこまれた黄金のドラゴンに息を呑みます。首のうろこは自作だそうです。
アメリカ生まれの日本怪獣そろい踏み。今年<2019>の夏はこれら三大怪獣が大暴れするハリウッド映画『godzilla king of the monsters』が公開されます。そちらも楽しみです。

とりとめのない記事になりましたが、日本には妖怪、怪獣といった豊かなイマジネーションの産物があって、そんな環境に育てられた僕たちが、それぞれが持つ美意識と技能を生かしながら社会のお役に立ちたい。それが希望なのですがはてさて、本当にお役に立っているでしょうか?もしかしたら自己満足かもしれません。でも、この日接したの子どもたちの笑顔をみていたら、少しは役立っているかも?と思いました。
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- 2019/04/08(月) 10:58:20|
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