マルエス掛け時計 2
古い時計をバラしています。

上の写真はカップ型のケースから中身を取り出したところです。
今回は、外装周りの掃除です。
まずは文字板を囲んでいる見返しリングから。

錆の様子から、鉄系の材料に金色のコーティングがされているみたいです。手入れとしては錆のきつい部分だけスポンジヤスリの極細でこすって布で拭き取り、防錆剤を薄く塗りました。
カップ型ケースも薄い鉄板のような材質。

内側も埃だらけ。

ひとまず乾かします。

さて、本体の方に参りましょう。

文字板は紙ですね。しかも何枚か重ねて貼ってあります。下の層が気になるところですが、今回は何もしないでおきましょう。
針を外しました。
秒針のハカマがずいぶんと長いです。

先が二股に分かれていて、文字通りハカマ〈袴〉みたい。
ここで、おっ開いてしまった形を直しておきましょう。

時分針は、軽く拭いておきました。
文字板を外してみましょう。

二か所のネジで止まっていました。
裏返すと…

あらまあ、いびつな形ですこと。ブリキをハサミで切ったみたいです。
さあ、外装がすべて取り除かれました。
これが機械です。

写真はテンプ回りです。次回、中の掃除となります。
今回はこの辺で。
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- 2019/05/17(金) 10:30:27|
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