梅干のチカラ 母と実家で梅をもぎました。今年81になる母ですが、ボーリングで200点をだすほどの強者です。そんな母がワンタッチ傘をバっと広げ、逆さまにして柄を梅の枝に引っかけて、別の鍵棒で実をひっかいて傘に落とす。「いい考えでしょう」自慢げに棒を振り回す母の周りをうろちょろと、こぼれたやつを拾って歩く私はかなりお間抜けな情況。

あんまり良い梅ではありませんが、それもそのはずで、良いやつは先週収穫し終わっていまして、すでに加工処理済み。今週のは残り梅、私がもらおうと思って申し出た次第です。
少し良いところをもらってきました。
水で洗ったのちに、焼酎をかけて全体に回します。

濡れているうちに粗塩をまぶします。

ざらざらと塩刷りをするように揉み込んで、あとは瓶詰め。

これでよろしいのです。カンタンでございます。普通ですと重石をするのですが、今回はやわらかい完熟梅なので重石はしません。自重でゆっくりつぶれてもらいます。
あとは暗いところで寝かせるだけ。

一週間くらい漬けましたら上下を返し、その後は夏休みにお天気を見計らって干す作業となります。
こちらは去年漬けた梅干。

家族が中々食べませんもので、まだ結構残っております。つまりこれ一年物。

日本人はお米食、白いご飯から甘さを引き出す梅干の力。疲労回復にデトックス、食欲増進、殺菌効果などなど優れた機能を持つ梅干は、食べる万能薬です。
…といいつつ、私はめったに食べませんけど。
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テーマ:料理 - ジャンル:趣味・実用
- 2019/06/18(火) 11:17:35|
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