UNIVERSAL GENEVE White Shadow 3
前回は、機械をバラバラにしたところまででした。

このあと、部品を洗って組み立てました。

時計はよく動くのですが、それが針に伝わっていません。
ということは悪さの元凶はここ。

時計の動きを針に伝える三番伝え?とでもいうのでしょうか、ここの子車が空回りしていました。
再び解体して悪い部品を取り出し、子車を押し込みましたら、適度なテンションがかかって締まりました。

これでよし、またまた組み直しまして文字板を取り付ける。

上品な文字板ですね、全体がタテヘアーライン仕上げで外周が僅かに絞られています。この加減が絶妙です。真ん中へんから大きくカーブさせてしまいますと、タテ目付がアーモンドみたいな形に反射して、落ち着きを失ってしまいます。
針をつけ、ケースに収めました。

自動巻きの薄型設計、UNIVERSAL1-67 です。素敵な機械です。

これにて側付け終了。細い線で構成された実にエレガントなデザインです。
ケースラインも潔いですね…

鉄板を切り抜きましたみたいな、凹凸を極力排したシンプル極まる形状です。その分、光が無駄に反射しないから実に落ち着きのある大人の印象になります。

黒のスムースカーフをつけましたら、背景が黒くて見えなくなってしまいました。(笑)

モノトーンのシックな佇まいは、紳士時計という名にふさわしい。

本日の控え
UNIVERSAL GENEVE White Shadow 1-67 25石 1970年前後 でした。
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- 2019/07/03(水) 11:05:58|
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