夏の小魚 早い時間に魚屋を覗けば、意外に面白いものが見つかるものです。
稚鮎〈ちあゆ〉を見つけました。

アユの子どもですね。これで200円ですから、ダメもとで悔いはない。
稚鮎と言えば天ぷらがよろしいようですが、今回は粉をまぶしてオリーブ油で焼きました。

箸で持ち上げてみて、ピンと軽く感じたら焼き上がりです。鮎には蓼酢と相場が決まってますくてど、今回はハーブ塩をふりかけました。

清流のきれいな水に見立てた上等な清酒で口を濡らし、お迎え準備は万端です。
アシカのご褒美のように、頭からかぶりつく。

上半身は内臓を食う。ほろ苦いパテのような軽い美味しさ、いいえ、頭だって柔らかくて抵抗ありません。下半身は主に肉ですね、きめの細かい白身がふうわりと口の中でほぐれます。
夏の小魚をじいわりと味わう。
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テーマ:料理 - ジャンル:趣味・実用
- 2019/07/15(月) 14:06:13|
- 料理・食
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