カブトムシの修理 プラモデルのメンテナンス週間になっております。
今回はヨネザワ(米澤玩具)のカブトムシです。これは組み立てキットではなく、恐らくバンダイ(イマイ?)を原型に改造型をおこし、共通のゼンマイギアを使用した完成モデルではなかったかと思われます。
脚が折れてます。

ところがこれ、簡単そうで難しい。まずは本体からアシそのものを外します。

材料が軟質な上、断面が細い、ここまでは前回のアリの触角と同じ条件ですが、今回は場所が悪い。歩くと体重がかかる箇所です。くっ付けただけではまた折れるでしょうから、むしろ補強をしなければなりません。
そこで、骨にボルトの入っている人を思い出しまして、ネジ補強を考えました。
メガネフレームのネジを持ち出しまして、位置をイメージしてみる。

こんな角度で締めてみましょうか。
まずは脚を瞬間接着剤で仮止め。ちゃんと接着しませんから仮止めです。
ここにハンドドリルで穴を開け、ネジを挿入。

グリグリとねじ込みました固定完了。

ですが、仕上がりがバサバサにささくれ立っています。軟質材ゆえの現象ですね。
なのでバーナーで表面を炙ります。

燃えないように注意しながら、表面が溶けてツルっとしたら出来上がりです。ネジにもしっかり樹脂が溶けて固めます。
あとは元の位置に取り付けて出来上がりです。

ヨネザワのカブトムシ、修理完了です。

ゼンマイでノッシノッシと歩きます。

またこれで遊べます。
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テーマ:模型・プラモデル・フィギュア製作日記 - ジャンル:趣味・実用
- 2019/11/11(月) 10:54:45|
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