サリ麺の思い出 たびたび登場してきました即席麺の“サリ麺”です。

あの時は異様でした。2011年の震災、日本の半分がズタズタになって、ここ関東でも物資がなくなり、スーパー、コンビニの棚はスカスカでした。即席ラーメンもその保存性が重宝されたのか、どこも品薄。そんな中、地元のドンキホーテで見つけたのが、このサリ麺だったんです。もう袋麺はこれしかありません、みたいに積まれた寂しげな見た目に聞きなれない名前、スープなしの麺だけという特徴に妙に惹かれて、即購入。その後いろんな味付けで楽しみましたが、流通が復活すると、あまり見かけなくなりました。
そんな思い出のサリ麺、今回は味噌でまいりましょう。
味噌ラーメンの即席自前スープは、意外に簡単です。チューブのニンニク、ショウガに胡麻油、そこへ好みのお味噌、今回は赤だしと自家製の半々ですが、それを加え、麺つゆ少々で練る、それだけ。

健康であれば、ここへ豆板醤を入れるんですが、食道治療中なので今回はなし。これを小鍋に沸かした湯に溶いて、スープの素を一匙加えれば、即席自前味噌スープになります。麺の茹で上りに合わせてモヤシを入れて、湯を切った麺の上からぶっかける。

外が寒いほどに、昇る湯気がうれしいね。
できました、サリ麺味噌ラーメン。

サリ麺は、もともと韓国の鍋料理に入れて、直接煮込む用途の商品なので、麺は太くて伸びにくい。

そのモチっとした麺は味噌によく合い、そして懐かしい幻の、明星“劉昌麺”を思い出させます。ご存知であろうか?劉昌麺、あれは美味かったなあ、タイムマシーンがあったなら、まず劉昌麺を食べに行き、そして昔ののどかなパチンコ屋に入りたい。
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テーマ:料理 - ジャンル:趣味・実用
- 2019/12/15(日) 12:16:51|
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