神様 カール・ゴッチ 押入れから出てきた懐かしいプロレスプロマイドも、残り少なくなりました。
今回はプロレスの神様カール・ゴッチです。

英国ビリー・ライレージム、通称“蛇の穴”出身で、ものすごく強い、相手の体を自在に操る鮮やかな技術の数々は芸術品。しかしながら、こういう美意識は日本人好みだったのでしょう、アメリカではトップスターという風にはなれなかったみたいです。“強い”と“売れる”は、どうも少し違うようで。僕は好きでしたねえ、全盛期こそ見られませんでしたが、新日本プロレスに参戦した時の猪木戦、テーズとのタッグなんかが記憶にあります。腰から上をピンとのばし、ロビンソンのような柔軟性は感じられませんが、そこがまた頑固そうで形になっている。そして的確に極める技。1982年の正月、温泉宿で藤原喜明とのエキジビションを観ていたら、いっしょにいたプロレスに興味のない友達が、あまりの上手さに唸っていたのが忘れられません。頭に書いた蛇の穴ビリー・ライレージムのことですが、僕ら昭和少年は、漫画『タイガーマスク』に出てきた虎の穴をイメージしますが、どうもジムのあったウィガン (Wigan)には炭鉱があったらしく、そこから蛇の穴とあだ名がついたようで、ゴッチのいた頃はとても質素なジムだったとか。漫画の虎の穴とはだいぶ違っていたようです。
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- 2019/12/16(月) 15:59:47|
- プロレス
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