Chronometre Amiral 2
直径40mmほどの懐中時計の機械です。

シャトン枠のついた穴石。

今回はこの辺もバラしましょう。目が見えなくて小さいねじを扱うのはつらいけど、汚れが溜まっているんで掃除です。
ではまず、セオリーに従い、テンプを外します。

アンクルをつついてみると、ニュルリと動きますから、油が固まっているんでしょうかね?
ゼンマイをほどいて、アンクルを取り出しました。

お、お、お、何か刻印がみえてきたぞ。
輪列受けを開けます。

時計輪列です。四番車に秒針がつく基本形です。
歯車を取り除いてみると…

おお、刻印が出てきた。
香箱受けも開けちゃう。

出てきた刻印は…

う、う、う… 数字ばかりでわかりません。
メーカー、原産国はわかりませんでしたので、部品を洗い、組み立てました。

時計そのものは壊れていなかったようです。精度のほどは知れませんが、良く動いています。
文字板と針をつけました。

瀬戸の白と青剣はよく合いますね。
側に収めて、側付け完成です。

提督の時計“Chronometre Amiral”出来上がりです。正絹の組紐、深緑をつけてみました。

本日の控え
Chronometre Amiral 7石 18型 年代不明 でした。
これだって中野ブロードウエイで、たしか3000円くらいだったですよ。一杯飲んだつもりで、これだけ遊べるんですから、楽しいったらありません。
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テーマ:趣味と日記 - ジャンル:趣味・実用
- 2019/12/25(水) 11:00:33|
- 時計
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お世話になります。
お気遣いありがとうございます。
御心配にはおよびません、今現在こうして遊んで暮らしておりますので、そのうち何とかなるでしょう。
- 2019/12/25(水) 16:52:08 |
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- 柊horii #-
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