Timestar 1
止まっているジャンク時計です。

ネイビーの文字板にホワイトケース。二か所のアラビア数字がチャーミングなベーシックウオッチです。
裏側です。

ねじ込み式裏蓋に防水表示、ステンレスバックと耐磁表示があるので、裏蓋がステンレスで側本体が弱磁性体金属というふうに思えます。
蓋を開けました。

固まった機械が、板リング式の中枠で押さえられています。

二つ物側とよばれるコスト的には安いですが、実に合理的な構造です。
側の状態はそれほどキズもなく、そのまま使えそうな状態です。

材料は何でしょうね?色的には青っぽいので弱磁性金属にクロムメッキしたみたいな感じですが、裏蓋のネジも切られていますからメッキも少々疑問です。わかりません。
取り出した中身です。

ネイビーブルーの塗装に金色の具です。青に金は補色の効果もあって、よく使われる組み合わせです。この場合、側は金でも白でも違和感なく合います。
文字板を外して裏返してみました。

小さな点々は植えもののアシです。数字、棒字、ロゴマークが別部品で出来ていることが分かります。そして全体が大きく球面に絞られています。すべてを植えこんでから、お椀のように絞る作り方です。
文字板を外した後の機械です。

カレンダーありませんから、実にシンプルな姿です。
裏返して時計側です。

なんか直線的でカッコイイ機械ですね。
なんて眺めていたら、ストーブで温まったか?自然に動き出しました。

1970年代、ユリ・ゲラーにテレビから送られた念力で、止まっていたのが動いたご家庭の時計も、こういう現象だったかもしれませんね。
では次回、分解してみましょう。
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- 2020/01/08(水) 10:47:27|
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