とりまめ 田舎っぽい料理ってなんだろう?まずカラフルではないね?海よりは山里といった情景かな?材料は農産物や乾物といった伝統的なもの、それからバターやソースといった横文字は入れない、そしてカッコつけない素朴な装いで食べた時につつまれる安心感、といったところでしょうか。
昆布と茹で大豆、粗びきの鶏肉とタケノコ。

全部を大豆に合わせてあられに切りまして、胡麻油で炒めます。

砂糖と醤油をからめまして、水をひたひたに注いで後は煮るだけ。

ダシも何もいりません。これだけでよろしいのです。材料からにじみ出るそれぞれの個性みが合作の煮汁となって、ふたたび材料に還る。そして余分な水分が蒸発したら出来上がりです。

ニワトリ叩きと大豆の煮もの“とりまめ”です。仕上げに粒山椒を加えました。

どうです?田舎っぽいでしょう?寒い季節は温もりを求めますから、こういうものが美味いのです。

そうでした、田舎っぽいお料理の条件で大事なのをひとつ忘れていました。それは、大盛りご飯によく合うっていうこと。このとりまめ、ご飯がガバガバいけちゃいます。
スポンサーサイト
テーマ:料理 - ジャンル:趣味・実用
- 2020/02/26(水) 10:38:42|
- 料理・食
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0