治療工程終了しました ホッと一息でございます。
4回めの抗がん剤投与を終えまして、自宅に帰ってまいりました。ひとまずこれで治療計画の終了となります。このまま放っておいたら、あと半年で死んじゃうよ、というところでしたが、放射線照射と抗がん剤のダブル攻撃が功を奏しまして、テレビでみるような苦しそうな闘病もせず遊んで暮らして元気なまんま、腫瘍はぐんぐん小さくなっております。破壊されていた反回神経(声帯を動かす役)もいつの間にか復旧して声も元に戻り、もう少しで歌まで歌えそうな勢いです。ただホラー映画のように抜け落ちる髪の毛はしょうがない、痛くないから良しとしましょう。あとは自宅で遊びながら副作用の鎮静化を待つのみで、残った悪性細胞が、この後どうなるかはどうでもよろしい、調子よければ全部オッケーという姿勢が私の方針であります。お世話になっている皆様方、ご心配をおかけしました皆様方、この場をお借りしましてお礼を申し上げ、ご報告といたします。
退院後の一杯は、やっぱり蕎麦ですねえ。

一番シンプルな“もり”、こういうのがいいんです。
みなさん、今一度、自分が動物だという事を思い出しましょう。激辛、激熱、高濃度のアルコール、あれは不自然過ぎました。食道担当の細胞たちだってあんな仕事をさせられるとは思わなかったことでしょう。働く細胞たちは、度を過ぎた激務にコピーミスを犯し、瞬く間に取引先に流れてしまった…なんてのが今回のイメージ。このように考えが改まってみたら、皮ごとかじるリンゴの美味いのなんの。私は猿、そう、私は猿なのです。猿っぽい食べ物が一番安心です。これからはお料理ネタも優しいものでやっていこうと思いますので、引き続きよろしくお願いします。
まあ、1か月もすれば元に戻るのは目に見えてますが…
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テーマ:医療・病気・治療 - ジャンル:心と身体
- 2020/03/22(日) 13:42:05|
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