古い種を播いてみる 終活をしていると、いろんなものが出てきます。
懐かしい種袋が出てきました。

大輪の朝顔の数々、これらは高校時代に育てていたものです。十代も後半になると、周りの男連中はギターやバイク、彼女を欲しがったりしていましたが、私はそういう青春臭いのがキライだったので、ひたすら金魚の飼育と園芸、特撮に熱中していました。変わったヤツと笑わば笑え、今の幸せはその時から始まっているのですから私はいい。ことに朝顔は自慢で、専門家は直径20センチ級の花を咲かせますが、私はそこまでゆかなくとも15センチくらいが咲けば、近所の園芸名人たちも見に訪れて褒めてくれるんです。十六、七の小僧の頃でしたが、誇らしかったなあ。
そしてもう一つ、こちらの種袋には中身が入っていました。

今からざっと40年前の種です。播いてみましょうか、40年の眠りから覚めるかどうかの実験です。これは40年、種を保存しておかないとできない実験です。種には播き時というものがあるので、まずは春播きのこの三種を播きました。

ルピナス、コスモス、キキョウの三種です。もちろん発芽率なんて期待できませんから、一鉢に一種全部の厚播きです。さあ、この後どうなるか?二週間芽が出なかったらやめましょう。
それと、これも懐かしい、昔の種袋は資料としてとって置ける工夫がされていました。

袋の中に育て方が書いてありましてファイリングできる構造になっています。たくさん集めれば園芸図鑑ができます。こういうアナログ的コレクション発想、私は好きです。
スポンサーサイト
テーマ:季節の花が好き バラも大好き - ジャンル:趣味・実用
- 2020/03/29(日) 12:54:22|
- 花・園芸
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0