ゴヂラをつくろう 16
粘土で作る和風の怪獣ですが、大変ご無沙汰をいたしました。
前回、アワビで背びれを作ろうと決心したものの、アワビの真珠層を研ぎだすのに根気が尽きそうだったことと、粘土を買いに行けないなどの背景から、すっかり意欲をなくし、ほっぽらかしておりましたが、この辺で続きを作ってみようと思います。
これが研ぎだしたアワビの真珠層。

そしてこれを貼り付ける土台は石粉粘土となります。下の写真は粘土で作った背びれの土台です。背びれはまだ、背中に嵌まっているだけで取り外せます。

ちょっとマンガチックですが、このあと形が変わってゆきます。
さて、イメージ通りにできるかどうか、ひとつ作ってみたいと思います。

上の写真は、カラカラに乾いた粘土製の土台とアワビのかけらです。
アワビのかけらを細かく砕きます。

そして土台に黒のカシューを塗ります。

プラモデル用に買ってあるラッカー塗料ですと、塗ったそばから乾きますが、カシューの乾きは遅いです。なので、カシューが乾く前に、アワビをモザイクで貼り付けます。

石垣みたいな感じです。
これを一晩乾かしますと、カチカチにくっつきますので、上から薄く黒で塗りつぶす。

これでまた一晩固めまして、スポンジヤスリで凸部を擦って、下の貝を研ぎだします。

はじめは中目で、最後は極細目の水研ぎで貝を出しますと…

適度にゴツゴツ、適度になだらかに均した生地ができました。この上にクリアーやパールを重ねてゆくことを想像すれば、この方法でよろしいかと思います。これは恩のある漆芸の先生の技術を真似て、漆をカシューに置き換えたものです。
でもね、この作業を全ての背びれにやろうとおもうと、これはこれで根気がいりますわ。

次回の記録がいつになることやら…
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テーマ:模型・プラモデル・フィギュア製作日記 - ジャンル:趣味・実用
- 2020/06/01(月) 10:11:37|
- 玩具・造型
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お世話になっております。
そんな立派なものではございませんが、海の荒神だから海の材料を使ってみようかと思いまして…
さて、どうなることやら?
- 2020/06/04(木) 18:08:46 |
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