生きている化石ですって? そういう言葉に弱いわたくしは、小学8年生の柊horiiです。
シーモンキーをご存知だろうか?昭和40年代、雑誌などで通販されていた、人魚のようなイラストが不気味な水棲生物。どんな生き物なんだろう?と、ホムンクルスみたいな生物を期待していましたが、やがて金魚を飼うようになると、ブラインシュリンプ、ホウネンエビの仲間、つまりプランクトンの一種なんだと知ることになります。
うっかりしていて発売後一か月が経ってしまった小学館の『小学8年生』8・9月号です。

今号の付録がアルテミア飼育キット、これを見て思い出したのが、子どもの頃見たシーモンキー。
やってみよう!
海水を作る。キットに組まれた海水の素を500mlの水で溶かす。

そして卵、乾燥した粉です。

こんなものから生き物が生まれるとは到底思えない粉。
これを先ほどの海水に浸して、三日。
卵の殻をつけたまま、もがく赤ちゃんを撮影できました。

小さなひれ状器官を小刻みに動かして脱出しようとする赤ちゃんですが、殻がなかなか取れないんです。
すいすい泳いでいる個体も撮影できました。

まだ1ミリほどの小ささですが、姿はガメラに出てきたレギオンのようです。数日前まで、ただの粉だったものが、水を含んだら泳ぐ生物になる不思議。生物と無生物の間はいったい何なんだろう?粉は何年卵でいられるのだろうか?永遠の命?生命の乾燥保存というべきか?人間の卵子、精子なんかも、こんな風に保存出来たら面白いね、お湯をかけたら生き返る、まるでカップラーメンだ。そうやって生まれてきた子にはペヤングとかいうあだ名がつくんだろうな、名前が一平だったらなお面白い。なんてね、くだらない想像は尽きません。
話題は逸れますが9月頭に発売予定とされる『小学8年生 10・11月号』の付録がまたいいのよこれが。

また買わなきゃ。こういうことでワクワクするぼくは小学8…いや、∞〈無限〉年生。
スポンサーサイト
テーマ:趣味と日記 - ジャンル:趣味・実用
- 2020/08/17(月) 10:34:38|
- 金魚・生き物
-
| トラックバック:0
-
| コメント:2
いつも楽しく拝読してます。
わたしの郷里は田舎なので初夏には田んぼを覗いてホウネンエビを捕ました。
ティラノサウルスも当時は尻尾を引き摺る態勢で再現されてましたね
- 2020/08/17(月) 15:19:48 |
- URL |
- キムラ #-
- [ 編集 ]
お世話になります。
田んぼのホウネンエビいいですね。私も淡水のを期待していましたが、なんと海水ものでして難しく、もう全滅です。
恐竜の復元は、怪獣とごっちゃにされていた昭和のものが好みですね。それゆえゴジラのデザインが生まれたわけですし。
- 2020/08/17(月) 20:04:44 |
- URL |
- 柊horii #-
- [ 編集 ]