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柊 萬控へ<ひいらぎ よろずひかえ>

料理、時計、怪獣、家庭菜園など趣味のあれこれを書き控えてまいります。

時計道楽 279

シチズン クリスタルセブン 33石 2

 1960年代シチズン、クリスタルセブンの中身を側から取り出したところです。

14-中身を取り出した

 黒塗装の文字板は真鍮ベース、外周に緑青がふいています。それと、CITIZENの植えロゴが曲がっていますが、一体どうやったらこうなるのでしょう?不思議です。

 文字板の裏側です。

15-文字板の裏側

 小さな点々が見えますね、時字、ロゴ、窓枠、セブンマークが、いずれも植えものであることがわかります。あと残念なことにアシが一本折れてます。

 文字板を外すと、カレンダーが露出します。

16-カレンダー

 日板、曜板ともにアルミ製、曜板は横ばねと文字板で止まっているだけなので、すぐ外れます。

17-曜板を取りました

 かたや日板は三か所の止め板で押さえられています。

 日板も外すとこうなります。

17-2ー日板を外しました

 日板は単独修正でき、曜板は時針連動での修正となります。外周にある小さな突起が文字板受け位置となり、文字板とカレンダーのスキを確保します。

 巻真を抜いてみました。咥え込みの継ぎ巻真です。

18-継ぎ巻き真の構造

 組む時は、りゅうず側のほうを力ずくで押し込み、抜く時は二段引いたのちにさらにグっと引くんですね、これは判りませんでした。

 自動巻き33石の機械です。

19-自動巻き33石

 錘を外します。

20-錘を取りました

 これまでの自動巻きは、基礎時計の上に自動巻き機構を重ねる方式でしたが、この機械は、時計輪列と自動巻き上げ機構が並列の同一面に収められています。当時、世界一薄い自動巻き機械と称された所以です。

 巻き上げ機構の受けを開けてみる。

21-自動巻きの蓋を取りました

 二個のクラッチ車があるということは、両回転巻き上げ、錘が回る方向を問わず、動力が巻き上げられる仕組みです。

 ではゼンマイをほどきましょう。ストッパーのシッポが外に飛び出ていて、解放しやすくなっています。

23-ゼンマイをほどく

 ゼンマイがほどけましたら、テンプを取ります。

24-テンプを取りました

 続いてアンクル。

25-アンクルを取りました

 自動巻き機構を抱き入れる形の一枚受けを外します。

26-受け板を開けました

 時計の輪列です。秒カナが別体になった間接中三針です。

 動力ゼンマイの入った香箱を取り出すと、巻き上げの流れが判ります。

27-巻き上げの仕組み

 右方向からはクラッチから流れてくる自動巻きが、左からはりゅうずからの手巻きの力が流れてくる様子がわかります。

 このあと、部品を洗って組んではみたのですが…

28-組んではみたが

 なんかわずかにガタつくのです。

 どこかがおかしいですね、次回にしましょう。
















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テーマ:趣味と日記 - ジャンル:趣味・実用

  1. 2020/09/02(水) 10:34:05|
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時計やゼンマイ玩具など、動くものが好きです。野菜を育ててお料理、映画なら特撮、好きなことを好きなだけ、やりたい放題の道楽おやじです。

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