王様の野菜か、野菜の王様か ホントこの人の悪口を聞いたことがありません。アンチエイジングによいとか、ストレス緩和、高血圧改善など良い事ばかりです。
誰のこと?
モロヘイヤです。

今まさに食べ盛り、葉っぱをむしって茹でておきます。

たくさん茹でて、水を切り、軽く絞ったら、一回分ずつ小分けにしてラップにそっと包んで冷凍するのが私のやり方ですが、今回はまず、茹でたての活きのいいところを包丁で細かくたたきます。ここでは余り水気を絞り切らない方がよろしいです。叩いているとたちまちヌメリがでてきまして、納豆状態になります。
ここにポン酢しょうゆで味をつけまして、固めに茹でたオクラの小口切りをまぜましたら…

緑のとろろができあがり。

ドロリと伸びる緑の恐怖、食べる液体人間か、妖怪人間の細胞です。器に装って花がつおをかけたら、シンプルな一品、青沼とろろんの出来上がりです。

見た目は沼の苔みたいですが、食べれば美味しくて、健康効果も満点です。
別の日、ヌメヌメ冷や汁をこしらえました。
どんぶりには飲めるほどの濃度に希釈した麺つゆに、パック売りのもずくを泳がせています。

ここに叩いたモロヘイヤ、刻んだキュウリ、オクラ、青じそ、葱などを加えましたら、栄養満点のヌメヌメ冷や汁が出来上がりです。

どうです、このヌメヌメ感。

お椀によそってズルズルっとやってみてください。沼で溺れて水が口に入ってきたみたいですぜ。でもそれが健康に良い水なんですから有難いではありませんか。
モロヘイヤは、暑い中でも雑草に負けず育ちます。それだけに強い生命力を持っていまして、その生命力を私ら動物が分けていただくというわけです。
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テーマ:料理 - ジャンル:趣味・実用
- 2020/08/30(日) 10:34:34|
- 料理・食
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