骨格プラモデルがおまけだよ 出ました『小学8年生』2020年10・11月号。

今号もおもしろいです。面白くてわかりやすい。そして付録が恐竜の骨格プラモデルときましたら、これは買うしかありません。
表紙の端っこには、興味をそそるキャッチまで…

骨格模型は可動式で、懐かしのポーズも再現できるというものです。
ここで思い出しましたのがこれ…

上野の国立科学博物館の絵はがきです。古いものです。

どうです?デジタル編集のなかった時代の切り張り合成写真の数々。懐かしいですねえ。これをやりたくなりました。
昔の話、切符を買って、博物館の入り口をくぐると、ひんやりした空気とともに目に飛び込んできたのが、大きなタルボサウルスの骨格。もう釘付け。箱の表紙になっているやつです。これが僕が初めて見た恐竜の骨格でした。もちろん復元は尻尾をたらした昔の姿です。博物館は学問をベースにしていますから、今の標本はポーズが違います。だから模型で再現したくなったのです。
誌面も面白いです。模型製作を引き受けたBANDAIの設計から製造に至る工程レポート、金型の写真や…

射出成型の仕組みまで解説されています。いい企画ですねえ。
その他、恐竜関連記事の方では、恐竜の種類を飛躍的に増やした「コープとマーシュの化石発掘合戦」がまんがになっていたり、恐竜スイーツ、それから付録の模型に肉付けをして復元フィギュアをつくろう、なんていう楽しい記事がいっぱい。

さあ、付録の箱を開けてみよう!

設計製造はBANDAIですから、精巧で安心の作りです。本誌の組み立て方ページを開いて、さっそくやってみよう。

まず、頭を作る、ですって。
こう?

いいねえ、動くの?

おぉー、開いた。さすがBANDAIの技術だ。ウルトラマンの種類をやたら増やしやがってと、嫌な風にも思ってましたが、技術はさすがです。
こんなふうに、全身を組み立てまして、まずは現代のポーズから。

いいじゃない、これが雑誌の付録だなんて、今の子どもは恵まれてます。「プラモデル買ってぇ」は言いにくいけど「本が欲しい」は親もうなずきますからね。
私の好みは懐かしい昔のポーズ。

思えば化石復元って面白いですね。部品は同じ揃えなのに、組み立て方で生き物の姿が変わってくるんですから。
口を開けたらどうだろう?

おおー!博物館の感動が蘇ります。動かして遊べる骨格標本模型は最高。
さあ、50代のよい子のみんな、本屋さんに急ごうね。
そして最後に、本誌の中からお気に入りのページをひとつ…

子供に向けて、プラモデルに親しもうというページです。これをBANDAIの宣伝ととらえてはいけません。プラモデルは造形や設計感覚を育むのにとてもいい教材だと思うのです。プラモデルを作っていた子供が立派な技術者になって、社会に役立つとしたら、それはいい未来ではありませんか。
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テーマ:模型・プラモデル・フィギュア製作日記 - ジャンル:趣味・実用
- 2020/09/12(土) 13:52:17|
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