よろこぶ蕎麦 ざる蕎麦より、かけ蕎麦のすすりたい季節になりました。醤油の勝った江戸好みのつゆもいいけれど、たまには昆布勝ち目の澄んだ関西風もいいかな?と、やってみたのがよろこぶ蕎麦。
茹でた蕎麦に昆布だしのつゆをかける。

薬味は葱と塩昆布。

関西風には青葱と相場が決まっておりますが、今回はないので白葱。塩昆布もいい仕事してますよ、ダブル昆布で薄味と濃い味のムラを作ってくれるのです。それに昆布〈こぶ〉は“よろこぶ”に通じて縁起がよろしい。
しかしこんな薄い色のつゆなんて、蕎麦には合わねえだろうよ?なんて思っていたら、いえいえ、蕎麦の香りはこっちの方が立つんじゃないの?

うん、たしかに蕎麦の香りは引き立ちます。だけど何か物足りない。そうか、やはり蕎麦の個性には、魚強めの醤油味が乗っかってきた方が強力ダッグになるんだね。品のよい昆布だしは、色白なめらかなおうどんと一緒にすすった方が良さそうです。定番には、それなりの意味があるんだね。
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テーマ:料理 - ジャンル:趣味・実用
- 2020/09/24(木) 11:14:34|
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