NEWHAVEN
四つ丸だるま 3
古い掛け時計の木枠を掃除しています。
縁が真鍮です。スポンジヤスリに水を含ませて黒ずみを落としています。

振り子窓も時代のせいで虫食いになっています。

ラッカーの黒を裏打ちしましょう。

少し凛々しくなりました。

木枠の中に機械を設置。

文字板を取り付けます。

分針をつけて回し、時報が作動した瞬間をとらえまして、その時刻に針をセット。
真鍮枠を空拭きで仕上げたら…

枠をネジ止めします。

振り子窓も元の位置に設置しまして…

できあがりー、と思ったら、真鍮部分がきれいになったせいで、二つの飾り玉が黒ずんで目立ってしまいましたので、金粉(真鍮の粉)をワニスで練って、布でこすり、色の調子を合わせました。

刷毛でベタベタ塗るのはいけないかな?と思いまして、ごく薄く、布で摺りました。
自家製スタンドに立てまして、振り子を下げたら完成です。

本日の控え
ニューヘブン四つ丸本ダルマ真鍮枠 時打ち 明治中期(1890年ごろ)推定 となります。

調整しながら使ってみました。おそらく7日から8日巻きのゼンマイかと思いますが、巻かれて長年固まっていた影響か?多少弱っていて、4日駆動が良いところですね。でもいいじゃありませんか、120年ぐらい昔のものですよ、真面目に時を刻み、正時のたびにホラー映画のような音をビョーンビョーンと鳴らすんですからお宝です。娘など「ディズニーの時計みたい」と喜んでました。
さて、本ブログ、これにて一時休止となります。ここから二か月経っても更新が無かったら、死んじゃったと思ってください。私だって生き物ですからね、そりゃいつか死にますって。
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テーマ:趣味と日記 - ジャンル:趣味・実用
- 2020/11/25(水) 10:15:10|
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