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柊 萬控へ<ひいらぎ よろずひかえ>

料理、時計、怪獣、家庭菜園など趣味のあれこれを書き控えてまいります。

時計道楽 292

RADO Daymaster 2

 1970年代ラドーのジャンク品をいじっていますが、何が困るって、巻真が抜けないのです。

11-ここまでしても抜けない巻き真

 上の写真のような状態になっても抜けないのです。ゴミか変形か?何だか分からないまま、りゅうずをクルクルいじっていたら、接着が緩んで巻真から頭がポロリ。怪我の功名、機械もろとも内側から抜き取りました。

12-りゅうずが取れて中から抜けた

 では何が悪かったのか?側の内側から巻真位置を見てみたら、なるほど、側パイプがつぶれて変形しています。

13-つぶれた側パイプ

 しかし、密閉された時計の内側を、どうやったらこのように変形できるのか?考えられることはただ一つ、裏蓋を無理にグリグリ回して削った。…ということは、私?犯人は自分でした。…と同時に、30度ロック式裏蓋の謎も解けました。上の写真で、パイプ穴の横が切り欠かれているのがわかりますね、つまりここに蓋の突起をストンと落とし、30度だけ右に回せば、パイプに当たることなく蓋がロックされるわけです。もし全周ねじ切りにしようとしたら、パイプ下から隙間をとって切り始めなければならないので、さらに1ミリくらい厚く設計しなければなりません。なるほど、壊れてみて初めて分かる設計意図でした。

 それでは、部品を掃除した機械部分の組み立てを開始しましょう。

14-組立開始

 まず、カレンダー側に裏返しまして、巻真を正しくセット。

15-巻き芯をセット

 組んでみたら、ツヅミ車とキチ車の嚙み合わせ部分が、欠けていて、スキが目立ちます。だいぶ空回りさせられた様子がうかがえます。

 とりあえず日車まで組みました。

16-赤カレンダー

 本音を申しますと、カレンダー側は、あまりいじりたくないのです。なざならバネが多いからです。カレンダー系のバネは細くて見えづらい上、テレポーテーションですぐ消えるのです。

 巻真がつきましたから、裏返しまして時計輪列をセットしてザラ回し。

17-輪列を組んでザラ回し

 正しく連結されていることを確認したら、脱進機をつけて手巻き状態での動作確認。

18-手巻き状態作動確認

 さあ、ここに自動巻きの装置をつけましょう。

19-自動巻き装置を組む

 錘の回転方向を問わず、二個のクラッチが効いて巻き上げられる、両回転巻き上げ方式です。

 蓋をしたら、機械の完成、錘は一番最後に取り付けます。

20-蓋をしました

 ひとまず時計としては復活しました。精度のほどは定かではありません。一応動いているという事です。

 次回は外装の手入れと組み込み完成となります。

 








 



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時計やゼンマイ玩具など、動くものが好きです。野菜を育ててお料理、映画なら特撮、好きなことを好きなだけ、やりたい放題の道楽おやじです。

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