RADO Daymaster 3
動かなかったラドーのジャンク品でしたが、時計部分は動くようになりました。

回転錘は側付けの後ということで、裏返しまして曜板をつけちゃいましょう。

日板、曜板、いずれも材質はアルミです。表示の方は曜日はSUNDAYだけ赤だけど、日にちは全部が赤です。今の私と一緒、自宅療養で毎日サンデー。
文字板と針をつけます。

文字板は、旭光目付に銀メッキの生地、変色保護に艶出しのクリアーがかかっています。カレンダーは日と曜が別々になっていて、曜日が扇型のフル表示、ブランドロゴと同列配置されてシンメトリーに落ち着いている。一方、時字は派手ですねえ、かなり派手、主要3所は台形抜きのクサビ山カット互い違い三連、その他8所は六角抜きの対角通しVカット。漫画で描いたダイヤのようなゴージャスさを感じます。
ここで、黒ずんだ側です。

当初、この黒ずみを味として生かすかどうか迷ってましたが、もう答えは出ましたね、あんなギラギラ文字板に渋い古びが合うわけがありません。黒ずみを落とします。材料に含まれた銀成分が酸化したのだとすれば、赤粉で落ちます。

掃除した側に機械を収める。

そして最後の錘付けなんですが、ここで失敗しました。錘の固定バネを折ってしまいました。

ゆえに上の写真、錘は噛み合っているのですが、逆さにすると落ちてしまいます。したがって、裏蓋の中央に落下防止の突起をつけまして、ごまかし完成です。

丸みのある風防越しに見たら、時字のエグさもやわらいで見えますね。
バンドをつけましょう。月並みですが、黒のサイドワニをつけました。

もちろん使い回しものですがね。
本日の控え
RADO daymaster FELSA4009 30石 1970年代 となります。

できあがって4日ほど使ってみましたが、若干進み気味ながら調子よく動いています。ただ、カレンダーの早送り機構がまだ採用されておらず、時針の往復運動で合わせるタイプなので、面倒くさいから合わせていません。
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テーマ:趣味と日記 - ジャンル:趣味・実用
- 2020/12/30(水) 10:29:26|
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