令和三年正月盛り 正月ですけれども、昼ごろむくりと起きてきて、前の酒も抜けきらぬうちに酒を飲み、嫌がる家族に同じギャグで何度も襲いかかる暮らしとはスッパリ縁を切りました。心も内臓も入れ替えまして、実に清々しい正月を迎えております。
正月料理は甘いです。殊に市販品の甘さは、普段はなかなかお目にかかれないほど甘い。だからこそ、味覚による正月らしさを感じる方法の一つともいえましょう。

今年は少量を、ちまちま、正月を味わう。蒲鉾はさておき、昆布巻き、黒豆、田作り、みんな甘いね。この甘ったるい醤油味が、いつのまにか正月の個性味になっている。しかしこれじゃあ如何なる酒でも辛くなるよね、よくこんなものつまんで酒を飲みますなみなさん。今日はお酒じゃありませんよ、お湯割り。ハーブのお湯割り、つまりハーブティー、桑とレモングラスの煮出し湯です。私のお屠蘇ですね。元々お屠蘇とは漢方薬酒と聞きますから、狙いはまあまあ近いでしょう。こういうものを食事とし、昼寝をして、好きな映画をかけながら工作を愉しむとは何と贅沢なことか。酔っ払って訳の分からない時間を無駄に捨てていた時よりも、一日が長く感じられて、得した気分です。
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テーマ:料理 - ジャンル:趣味・実用
- 2021/01/02(土) 13:32:27|
- 料理・食
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