アリイのリモコンモンスター
ガメラ 1
プラモデルのほうでは、お化けの自動車シリーズが一区切りつきましたので、久々の動力付き怪獣とまいりましょう。
今回からは、これです!

アリイ(有井製作所)のリモコンモンスターシリーズ“火炎怪獣 ガメラ”です。なかなか勇ましい箱絵ですが、血だらけなのはいただけません。確かに映画では毎回血だらけになるガメラですが、おもちゃのパッケージですから、嘘でも綺麗でいてほしい。
箱の天地です。

お店に積まれた時に見える面ですから、天地同じデザインとなります。
次は箱側面片側です。

シリーズラインナップ、ガメラをはじめ、ガッパ、ギャオス、バルゴンと並んでます。このラインナップに覚えのあるオジ様たちは、もうお察しの事とおもいますが、これらは、ニットー(日東科学)のゼンマイ怪獣シリーズがメーカー移管されて、電動版として再設計されたもののようです。もしそうなら、ガマロン、ワニゴンも電動化してほしかったですね。
反対面はガメラの説明。

サービス満点ですね、説明部分を拡大してみましょう。

子どものペットでもあったカメをモチーフに、火をはき、回転ジェットで空を飛ぶ、奇想天外な設定が素晴らしいです。そして何より、子どもが好きで人間の味方と言い切ってしまう設定が潔い。この根拠のない大胆設定は重要で、もしかしたら東宝のゴジラに影響を与えたのではないかとさえ思ってしまいます。もしガメラがいなかったら、ゴジラはジェットジャガーとタッグを組んだり、子どもの呼び声に応えたり、おかしな主題歌ができたりしなかったのではないか?なんて思ってしまいます。おっと、これ文句ではありませんよ、もしかしたら~?影響があったのかな~?と思っただけです。
箱を開けましょう、楽しい瞬間です。

組立の説明書には、姉妹品のビッグサイズの紹介で売り出しに力が入っているのがわかります。それにしても気になるのが、CMテレビ放映というところで、デモムービーかなんかがあるのなら見てみたい、ものすごく見てみたいですね。
そして部品の数々。

嬉しいですねえ、ガメラの甲羅と一目でわかる。この瞬間がもう最高。
ニットーのゼンマイシリーズがベースとなっていますから、この大きささえも懐かしい。

そしてやっぱり、ガメラの甲羅はウロコ模様ですねえ。この日本画的なタッチが私は好きです。ちょっと嘆きになりますが、近ごろの怪獣はペンタッチが多いように思われます。つまりあちこちが尖がっていて直線的な感じを受けます。それが悪いというのではありません、好みの問題です。このガメラの背中のように、毛筆的な曲線が、私は好きです。あくまで個人的好みです。
それでは次回より、組み立て工程を控えてまいりますが、電動ですからねえ、単に歩くだけでは勿体ないです。どこかいじってみたいですね。
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テーマ:模型・プラモデル・フィギュア製作日記 - ジャンル:趣味・実用
- 2021/01/08(金) 10:08:24|
- 玩具・造型
-
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| コメント:2
おせわになっております。
この度は、以前にお話し頂いたアリイのガメラを取り上げて頂き、誠にありがとうございます。
ガメラ好きの私としては、うれしくてたまりません。
幸いなことに家にも同じものがあります。
ブログを拝見しながら、まずはじっくりと眺めたいと思います。
ガメラの製作する過程を拝見できる日が来るなんて本当にうれしいです。
これまで以上に、毎日の楽しみが増えました。
ありがとうございます。
退院後のお体の調子はいかがでしょうか?
楽しみにしていると言いながら、ご無理の無いようにと言うのは、おかしいかもしれませんが、どうか大事になさってください。
今後ともよろしくお願い致します。
- 2021/01/08(金) 18:46:22 |
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- いーちゃん #-
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いーちゃん様
お世話になります。
体の方までご心配をいただき有り難うございます。お陰様で調子よく回復しておりますので、在宅生活が楽しくてなりません。
ガメラの方ですが、大阪城のちょうどいいのがあるので、バルゴンまで一気に作って戦わせたいなと企んでいます。
日東のゼンマイ怪獣が、子どもの頃一番うれしいおみやげでした。
拙いブログですが、お喜びいただけて嬉しいです。
- 2021/01/09(土) 08:37:00 |
- URL |
- 柊horii #-
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