ゴヂラを作ろう 25
和風怪獣もだいぶ形になってきましたところで…

今回は、彫りの作業です。
映画に出てくるゴジラではなく、ウロコの模様で和風にしてみたいので、イメージのために鉛筆でアタリをつけてみる。

魚類のような丸いウロコにするか、ヘビみたいな尖ったウロコにするか?ちゃんと考えもせず、思ったままに殴り書き、後はひたすら彫刻刀で彫ります。彫ると申しましても、三角刀で線を引くだけですが…

彫って彫って、周りは粉だらけ。それだけではなく、白いものを彫ってるでしょ?目も衰えていますから、どこをどう彫ったか分からなくなるのです。
そんな時は、鉛筆の粉をつけた指でこすって、彫った個所を視覚化するのです。さらにに歯ブラシでこすりますと、エッジが丸まって、若干の艶も出ます。

こんな調子でウロコを彫りましてイメージを確認。

勢いでガシガシ彫りましたら、結局尖ったウロコになりました。
しかし、ウロコなのになぜ表面がごつごつしているのか?ウロコというものは表面を滑らかにするために発達すべきではないか?と思ってしまいますが、私のイメージでは、フジツボが付着したクジラの皮みたいな、デカい生き物が長生きしているような感じにしたいので、このようにしました。

ウロコの表情としては、面積の広い常に日に晒されるようなところは、大き目で荒っぽい感じで、一方、内股のようなよく動く場所は、伸縮するようにできているわけで、細かくてやわらかそうな表現になります。

そういった柔らかそうな部分は、ワニを参考にしまして玉斑〈たまふ〉風で彫りました。

何となく全体像が見えてまいりました。

次は、顔の周りですかね。
今回はここまで。
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テーマ:模型・プラモデル・フィギュア製作日記 - ジャンル:趣味・実用
- 2021/01/18(月) 10:49:20|
- 玩具・造型
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東照宮のどこかに鎮座していても違和感がないような。
- 2021/01/19(火) 15:04:08 |
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