アリイのリモコンモンスター
ガメラ 2
電動ガメラの組み立てです。電動と申しましてもビッグサイズではなくて、旧ニットーのゼンマイ版の型が基礎となっています。
そして、ガメラのプラモデルを組み立てる際、必ずやるのがこれ…

まずこうやって甲羅を合わせて手触りにうっとりする変態プレイ。
このガメラは、ニットーの後期版の型がベースになっているようでして、顔が鋭角的で頭がペッタンコ。

ニットー初期型と後期型の頭の違いはこんな感じです。


初期型はゴツゴツで、後期型はつるつるです。
そして胸には“大映”の刻印と、消されたゼンマイギアの固定痕。

ここを見てもニットー後期型を元にしていることがわかりますね。


初期型は大映刻印がなくて、車逃げの窓が大きくてギアボックスのべろ固定口を兼ねていますが、後期型は大映刻印があって、ギアボックスの固定ベロの窓がそれぞれ独立しています。
今回は、折角電動なので、ゼンマイ痕を削って消しました。

大映の刻印は残しておきますよ、正規品ですから。
それでは組立て、まずは動力部から。ギアボックスにモーターと輪列を組み込むわけですが、せっかくの電動なので、目を光らせたいと思い、ムギ球を一粒連結。

そして輪列と共にギアボックスに収納。

これを胴の内側にネジ止め。

ここまで接着剤不使用、つまり修理ができる設計になっています。実に気の利いた改造で素晴らしい。
続いてはリモコンです。これがリモコンの電導経路の仕組みです。

コントロールレバーを前に倒すと、こう通電して前進。

白い丸で接点を示してあります。
レバーを後ろに倒すと、極があべこべになって…

後退するという仕掛けです。
では狙い通りできたかどうか、ここで通電確認。

おー!ムギが点いて脚も動きます。ガーゴーという音も良いですね。
こうなると腕も動かしたくなりますね。
今回はここまで。
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テーマ:模型・プラモデル・フィギュア製作日記 - ジャンル:趣味・実用
- 2021/01/15(金) 10:09:05|
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