ロマネスコの収穫 本日は阪神淡路の震災記念日ということで、粛々とまいります。当時も関東にいましたが、あの異様な朝は忘れられませんね、26年ですか、早いものです。そしてあの日、サイレンの中で産声をあげた赤ちゃんの一人が、幕内力士“照強〈てるつよし〉”。自分より大きな相手を多彩な技で翻弄する痛快さ、魂を慰めるかのように大量の塩を天高く舞い上げる立ち合い前の恒例儀式も特徴です。今日は初場所の中日〈なかび〉、毎年、初場所中に誕生日を迎える彼には特別な魂が宿っているので、今日も力強く四股を踏んで、大地を鎮めてもらおうではありませんか。
話は変わりまして、寒波に晒された砂漠のような冬畑です。

家の在庫がなくなったので、ハクサイを一つ収穫します。
寒風に耐えるハクサイです。

半纏を重ね着するように、ボロボロに枯れた外葉にくるまれて、ずんぐりと丸まった姿は、愛らしくも逞しさを感じます。
ごめんな、折角の半纏をバサバサと剥ぎ取り、新鮮な中身を取り出す。

重い、デカイ、この重さが嬉しいね、家に帰って量ったら4キロありました。
それともうひとつ、気になっていたロマネスコをめくってみる。

そろそろ食べてみましょうと、思い切って収穫しました。
こんな野菜です。

サザエが集まったみたいなトゲトゲの円錐型、怪獣で例えたらゴーガといったところでしょう。
目を近づけてゆくと、同じパターンがどんどん小さくなって無限に繰り返されている。

細胞に達するまで続く野菜マンダラだ。生命の神秘を感じます。
本日の収穫です。

4キロごえのヘビー級ハクサイにロマネスコ、ミニダイコン二本とメキャベツ数粒です。
自宅に着いたら、まずロマネスコの新鮮なところを味見です。

硬めの蒸し焼き、うす塩コショウで食べてみたら、ヤングコーンのような食感と味がしました。コリコリっと噛めばにじむ自然の甘さ。実に美味しい野菜です。
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テーマ:家庭菜園 - ジャンル:趣味・実用
- 2021/01/17(日) 10:26:28|
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