ねぎそば 外食が出来なくなりまして、いえ、コロナのせいではありません、消化管を改造しまして一人前の分量が食べられなくなったからです。まあ、大食いの人のお供をして少し分けていただく手がないわけではないですけど、出先で具合が悪くなるのも困りものですから、やはりイメージしたものを自作するしがありません。
寒い今は葱がいいですね、寒葱と申しまして甘みをたっぷり蓄えた白葱は格別です。少し大振りに切りまして、刻み揚げと共に醤油味のそばつゆを煮立てました。

熱々のつゆに、冷水で締めた蕎麦です。

寒い時期は小松菜も味が濃くて美味い。
蕎麦は半量、待ちかねた蕎麦です。11月に手術をして以来、咀嚼の浅くなる麺類は食べていなかったのです。麺食いの私に取っちゃあつらいところですが、ものが食えるっていうだけで幸せなことです。

蕎麦だよ、うれしいね、でもつるつるっとすする蕎麦ののど越しとはおさらば、よく噛まなければなりません。ちょっと違和感。でも噛みしめてみると、味と香りが確かめられる感じがして悪くないね。溶ける寒葱も実に良い。
そして刻み揚げ、油が少し浮いた醤油味の汁には、七味〈なないろ〉よりも胡椒が良いと思う。
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テーマ:料理 - ジャンル:趣味・実用
- 2021/01/31(日) 10:24:20|
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