タンサンパン 自粛生活で覚えたネタで、タンサン(重曹)の料理利用というのがありました。そもそもは、ホットケーキミックスの品切れによる代用から始めたのですが、その手軽さから、まんじゅうをこしらえたり
(食味雑記1975)、ピザ生地を模して見たり
(食味雑記1978)してまいりました。
今回は、生地そのものを素焼きで食べちゃおうというものです。
生地は二種類、ひとつは全粒粉100パーセントの味無し、もうひとつは、薄力粉に黒の摺り胡麻ときな粉を混ぜ込んだ味付けです。
粉100gに重曹小匙半分、水50mlにお酢大匙一杯の割合で練ってちぎって伸ばして、グリルにセット。

閻魔様に抜かれたベロみたいなものも、6分ほど焼いたら、ふっくらタンサンパンに大変身。

こういうものは焼きたてが一番です。

外の焼き目の香ばしさ、中はしっとり柔らかく、味はほぼ粉、時々重曹がじわりと苦くて安っぽいことこの上ない。

まあ、私の生活、パンとコーシーっていう柄ではないけれど、こういう安っぽいパンなら性に合っている感じがします。醗酵時間も無し、練ってすぐ焼ける即席パンです。
コーシーはインスタントで砂糖はたっぷりね、舌の上にいつまでも残る昭和の味だよ。
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テーマ:料理 - ジャンル:趣味・実用
- 2021/02/06(土) 10:14:25|
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