The Congress Watch 1
古い
懐中時計です。

外径45ミリほどのハンターケース、もちろん動いておりません。

裏は二枚蓋、3時の巻真でヒンジが9時だから、外だけ開ければ置
時計みたいに立てることができます。

機械で目立つのは大きな一枚受け。香箱もろ共覆われています。どうやってゼンマイをほどくんだ?
時刻合わせは引き出しレバーセット方式です。

鍵型に曲がった小さなレバーを引き出して、りゅうずで時刻を合わせます。
巻き真の抜け止めは、リュウズパイプのど真ん中。

この小さなねじを緩めてりゅうずを引っ張ると、巻真がスルリと抜けます。
ガラスごとベゼルを外す。

りゅうずを抜いて、文字板側から機械を取り出します。
ここで、文字板を外しまして、引き出しレバーの仕組みを見てみましょう。

上の写真は通常時、レバーは引っ込んでいて、天秤みたいな両輪歯車の左が、大きな巻き上げに噛んでますね、つまりこの状態でりゅうずを回すと、動力ゼンマイが巻き上げられます。カリカリカリという感触ですね。
そして次の写真はレバーを引き出したところです。

天秤が傾いて右の車が中央の金色の車に咬みました。ここでりゅうずを回すと、針が回って時刻を合わせることができます。ズルズルズルといった感触です。
さて、文字板下の見学はこの辺にいたしまして、次回
時計側を見てみましょう。

今回はこの辺で。
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- 2021/04/28(水) 10:47:09|
- 時計
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