フレンチクロック 1
捨てるんならいただくと…もらった箱は臭かった。

一見革かと思わせる化粧紙張りの木箱は、かなり時代がかっている。
観音開きをそっと開けると、中には壊れた置時計。

触るだけで手が黒くなる。見たところキャリッジクロックのようだが、肝心の提げ手がない。
本来ガラスが嵌められていたであろう天窓に、すでにガラスは無く、真っ黒く固まったテンプが悲しく佇む。

側壁も失われ、中の機械が吹きさらし状態。

当然のこと、機械は真っ黒。

ま、しかし、構造がシンプルなだけに、初見壊れてはなさそうです。
しかし、こういうのはワクワクしますねえ、ダメで元々なんですから、安心していじれます。
そしてこちらは、箱に同封されていた包みの中み。

シリンダーガラスは側壁用、天窓ガラスに提げ手もついています。これは、もしかしたら、部品がそろっているかも知れませんね。前の持ち主さんは直す用意はしてあったようです。

それでは次回、解体しながら状態を確認してみましょう。
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- 2021/05/12(水) 10:18:05|
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