味噌のカビ取り天地返し 2月に仕込んだ味噌の具合を一度みるのが、五月なんですね。
私のように少量を薄手の容器で仕込んでおりますと、外気温の影響を受けやすく、醗酵にムラが出てきますので、数か月ごとにかき混ぜる天地返しという作業をしているのです。
今年初めてチャレンジしてみた、黒豆味噌の重石を取った状態です。

ラップからはみ出た部分にはカビがびっしりですから、ラップをはがしてカビを丁寧に除去。

生き物が作った芸術的な造形ですが、この際捨てちゃう。
お味噌は現段階でさえ甘みがあって美味しいんですが、さすがに若く、まだ糀の米粒が見て分るし、味もバラバラです。

やがてこのあと、夏に向かって気温の上昇と共に醗酵が進んで、色も味も熟れてくるわけです。
中身をよくかき混ぜましたら、仕込み時と同じように焼酎で内壁を拭いて、ラップで覆い、塩を振って寝かせます。

もう一桶、普通の大豆で仕込んだ方も、同じ作業をしまして、五月の手入れは終了。
次は八月の夏休みです。
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テーマ:料理 - ジャンル:趣味・実用
- 2021/05/20(木) 10:52:57|
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