ORIENT レディスブレスレット 1
国産時計、今回はレディスです。
これは母の時計です。ジャンクではありません。

今<2022年>から40数年前に買ったというオリエントの手巻きです。

メッシュバンドを側にロー付けした直結ブレスと呼ばれるスタイルで、つまりバンド交換はできません。バンドの長さ調整については、短く切る事のみが可能で、伸ばすことはできません。なので店頭において、このタイプのバンド調整を依頼されると大変緊張するものです。
裏側です。

オリエントの刻印形式はわかりませんが、異形裏蓋スナップ固定という事はわかります。開閉爪を開けてみる。

中子に機械が埋まったガラケース、つまり胴に機械が固定されているのではなく、蓋に機械が固定されていて、側の方が蓋のように被さる構造です。ゆえに、上から見てあれほどの極細の縁取りが可能になるわけです。
機械をそっと持ち上げるとわかりやすいですね。

ここで、中子の方に四つの穴が開いてます。これは何か?
文字板下にクッションとなるべく弾性シートが組み込まれていました。

ここから飛び出た四つのダボが中子の穴に刺さって、衝撃吸収をするんですね。
それというのも、文字板が貴石ブルーアベンチュリンであるのも要因の一つでしょう。

その見た目は満天を思わせる美しさでありながら、金属よりも割れやすい。ゆえに衝撃対策は入念にというわけです。
文字板止めネジは横打ち式。

石文字板はしっかりと金属基板に納まっていて、その基板から生えているアシを横ねじが抑えている構造です。
文字板を外しました。

りゅうず一段ステップの二針です。
こちらは時計側。

次回、バラしてみましょう。
あ~あ、小さくてやりたくねえなあ。
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- 2022/04/06(水) 11:09:00|
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