レッツ商会21型 1
ツイッターを見ていたら、古い懐中時計をいじりたくなりまして、ジャンク置き場を漁ってみて発掘したのがこちら。

外径56ミリほどのオープンフェイス。
裏はギョーシェ彫りのプッシュオープン。

りゅうずを押すとパカっと開く。

今回の品物は中のガラスも健在です。
蓋のマークはレッツ商会の日の出印。

状態は針欠損ですが、時計はゆっくり動くので、機能部品は揃っているらしい。

時針も別物から持ち込んだものっぽいですね、ハカマ部分を切って直径を広げています。
機械側のベゼルを開けましょう。

今回の品物はガラスがあったせいか、汚れはあるものの、激しい錆びは無さそうです。
機械を取り出しまして、文字板を外したところがこちらです。

金色の車は時計部分で常に動いているところ、りゅうずからつながっている白い車は針回し用です。りゅうず横の小さなボタンを押しますと、レバーが下がってつづみ(ピニオン)を一時的に連結させて、りゅうずを回すと針もいっしょに回る仕組みです。

これをダボ押し式時刻合わせといいます。
こちらは機械の時計側です。

直径やく47.5mmの機械です。
本当は湿度の高いこの季節に時計を開けたくはないのですが、元々壊れ品、観賞用として次回、ゆっくりバラして楽しみましょう。
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テーマ:趣味と日記 - ジャンル:趣味・実用
- 2022/08/03(水) 11:07:51|
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