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柊 萬控へ<ひいらぎ よろずひかえ>

料理、時計、怪獣、家庭菜園など趣味のあれこれを書き控えてまいります。

時計道楽 41

精工舎 掛け時計 4

 戦前ものと思しき掛け時計のジャンク修繕作業、今回は文字板です。

 見返しリングのハンダ付けを丁寧に破壊して、文字板単体にした状態です。
文字板
 ブリキに紙貼りの文字板です。
 このデータを元に版下をデジタル修正して、新しいものに貼り替えることもできますが、この程度の傷みでしたら、そういうことはいたしません。この味を活かします。

 まず今後の保護も考慮して、全体に半ツヤクリアーでコーティングします。というか紙なので含侵します、それでいいです。
文字板に半ツヤコーティング
 ここから最低限の手を加えます。

 それでは一時と二時の間の分刻を補修しましょう。
 割と状態の良い部分にマスキングテープを貼って、五分目ともどもトレースします。
マスキングテープに写す
 テープを剥がすときに表面が一緒に剥がれる恐れがありますので、先のスプレー処理が大事なのです。

 そしてデザインナイフで目盛を切り抜き。
デザインナイフで印つけ
 長さに注意!目盛の長さ、天地を先に決めましょう。

 それを欠損部分にあてまして
欠落部に印をつける
 切抜きの上から油性ペンで印をつけます。そうです、五分目の三角はここで役立ちます、位置あわせのガイドになります。

 最後は黒のラッカーで筆描きです。
ラッカーで墨入れ
 筆ですと、ビチっと硬い直線よりも、周りとの調子が合いますね。

 そのほかの欠損部にも軽く墨入れをしまして
ほかの欠落部も修正

 金属パーツを組み立てて、文字板完成です。
組み立てた文字板
 
 曇った真鍮と歳を重ねた紙文字板の相性がいい味をだしています。真鍮リングもやがて元のように黒ずんでくることでしょうが、それもまた「時が育てる味」のうちです。

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テーマ:♪♪生活を楽しむ♪♪ - ジャンル:趣味・実用

  1. 2014/08/19(火) 10:00:19|
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