夏はこれだね! テレビ東京はえらい!やっぱり夏はこれですよ。
去る8月13日水曜日、およそ3時間半にわたって放送された心霊怪奇特番です。放送時間が長いだけあって三部構成に分かれています。
まずはこれ

第一部と二部は『最恐映像ノンストップ』と称した恐怖動画大集合。んまぁ~今回のは国産が多いせいか(作ったみたいに言うなよ)幽霊も貞子系が少なく、眼の縁が黒い男が目立ったように思います。やはり製作者も貞子系はしらじらしいと思って色々工夫してるんですね。(だから作ったみたいに言うなよ)いやいや、こういう物は本物かどうかではなく恐いかどうかが重要なのです。VTRを見ながら悲鳴を上げるタレントたちといっしょに飛び上がるのは何度やっても楽しいです。
そう、それから構成で好感がもてるのは、一般人を想定した人(ヤラセみたいに言うなよ)を呼んで体験談を語ってもらうところです。

これは大事です。映像連発だけだったらほかの局でもいろいろやってますが、テレ東は要点を捉えていらっしゃる。体験談を間に挿むことによって、内容にリアルさと変化をつけてくれます。もちろん再現ドラマつきです。さすがです。
そしてそして全国から心霊写真があつまるというお寺を訪問、写真の数々を紹介。

写真もいいんです。「ここにいたー!」って見つけたときの恐怖は大人になっても変わりません。子供の頃は中岡俊哉著「恐怖の心霊写真集」なんという本が流行りましてね、教室でギャーギャー騒ぎながら盛り上がりましたっけ。今ではPCソフトで私ごときでも写真加工はできますが、昔は難しかったでしょうね。(だからその言い方、作ったみたいでしょうに)
動画、写真、再現、体験談と、たっぷり恐怖を味わったあとのラスト一時間は『世界の衝撃ストーリー 真夏の恐怖と衝撃映像スペシャル!』です。
これもメニューがスゴイというか、嬉しいのひとこと。まず「悪魔に憑かれた少年の悪魔祓い」です。今でもあるんですねぇ悪魔憑き。いま(2014年)から40年ほど前に映画「エクソシスト」が大流行して悪魔祓いという儀式をそこで始めて知ったものです。キリスト教圏では当たり前だったのかしら?
お次は「アイスマンの呪い」。氷河で発見された5000年前と推定されるミイラの呪いです。関係者が7人死んでいったという。

しかし最後の犠牲者は発見から15年後だというからどんなもんでしょう?私に関わった仕事関係者だって15年遡れば三人は亡くなってますからね。しかしここは呪いにしておいた方が面白いのです。5000年前のミイラさんには気の毒ですけど。
そして「ビッグフット」だ!

UMA(未確認動物)つきかよぉー、サービス満点ですね。
心霊、悪魔、呪い、UMAとくればあとひとつ「UFO」は?
でました。昔は「キャトルミューティレーション」などと呼ばれていた家畜の怪死事件です。

話の流れ上、エイリアンの仕業疑惑に持って行って、真相は闇の中で終わる。お見事!
しかもビッグフット捜索の時には水スペ川口探検隊(懐かしいね)の音楽が、UFOの匂いがすると日テレ矢追の音楽を使うという、しっかり他から持って来るテレビ東京の真骨頂!
そして大トリがどういうわけか「脱獄」という関係なさ。

もうお腹いっぱいです。なんの不足もありません。これでこそ夏休み特番のお手本です。テレビ東京はエライ!そういえば○○スペシャルの元祖って、東京12チャンネルの「金曜スペシャル」じゃなかったかな?これは私の記憶ですけれど。
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テーマ:♪♪生活を楽しむ♪♪ - ジャンル:趣味・実用
- 2014/08/16(土) 15:29:16|
- 視聴鑑賞
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